不用品の羽毛布団をそのまま捨てるのはもったいない！リサイクルで社会に貢献

引っ越しのついでにそれまで使用していた羽毛布団を処分したい、古くなった羽毛布団の買い換えを検討している等、不用品となった羽毛布団を抱えている家庭もあるでしょう。

羽毛布団を廃棄するには、居住地の自治体に粗大ゴミあるいは可燃ゴミとして出したり、不用品回収業者または引っ越し業者に回収を依頼するといった方法が多くのケースでは考えられるでしょう。しかし、羽毛布団といえば通常の布団と比べて高価な製品が目立ち、そのまま捨てるのはもったいないとも言えます。

自治体に粗大ゴミや不燃ゴミとして出すにしても、回収券を買った上で予約する必要があったり、わざわざ解体してから所定の場所に出す厳しい決まりがあるなど、何かと面倒なケースも少なくありません。

さらに、民間の業者に回収を依頼する場合でも業者ごとに料金体系やサービス内容が細かく異なるため、自分の要望や条件にピッタリな業者を見つけるのはなかなか難しいのが現実です。最悪のケースになると無許可の違法な業者を選んでしまい、後から深刻なトラブルに巻き込まれることもないとは言えません。

そこで、もっとスマートかつお得に羽毛布団を処分するのであれば、廃棄するのではなくリサイクルする方法も選択肢に入れるべきでしょう。
例えば、リサイクルショップで買取の交渉をする、不用品回収業者の買取サービスを利用する、あるいは寝具の買取専門店を探してみるなど、買取を通じてリサイクルできるルートが幾つも考えられます。羽毛布団のメーカーや中身に使用されている羽毛の品質によっては、高額での買取も期待できます。

羽毛布団のリサイクルでもう1つ忘れてはならないのが、グリーンダウンプロジェクトに参加する企業や団体に持ち込む方法です。このプロジェクトでは回収された羽毛を解体から洗浄、そして製品化して販売する、羽毛循環サイクル社会の実現を目指します。
確かに持ち込む側にとってはお金にはなりませんが、羽毛の安定供給をはじめ環境保全や障がい者の就労支援など、世の中の様々な部分に貢献することが可能になります。
ちなみに、このプロジェクトに参加しているのは羽毛に関わる寝具やアパレルのメーカーの他にも、大手のスーパーからアウトドアの用品メーカー、さらには地域のNPO法人やクリーニング店に至るまで、幅広く多彩な企業や団体が目立ちます。